こんにちは。
日本ワーキング・ホリデー協会のNoriです。
残す所3カ国になりました。最後まで駆け抜けますよ。今回ご紹介する国はポルトガルです。
他のワーキングホリデー協定国オススメ観光地を、ここからチェックできます!
正式名称はポルトガル共和国、西ヨーロッパのイベリア半島に位置する共和制国家となります。公用語はポルトガル語になり、ヨーロッパの国の中で最初に海路で日本などの東アジアと接触をした国になります。よく世界地図でポルトガル・スペイン・フランスの場所を覚える際、ルパン三世に出てくる銭型警部だと教えられ覚えていました。ちなみにポルトガルは銭型警部の顎の先です。
個人的にはやはりサッカーですね。今年開かれた欧州選手権「EURO2016」でフランスとの決勝戦を繰り広げ、見事初優勝を飾りました。有名な選手としては3度のバロン・ドールに輝いた、私と同い年のレアル・マドリードに所属しているクリスティアーノ・ロナウド選手が断トツで有名だと思います。他には昔の選手ですがバルセロナとレアル・マドリードで活躍したドリブルの名手ルイス・フィーゴ、ファンタジスタとしてフィオレンティーナやACミランで華麗なパスを魅せてくれたマヌエル・ルイコスタなどが個人的には好きな選手です。
それでは、おすすめ観光地にもどります。
まずはじめにご紹介するのは、リスボンにあるジェロニモス修道院です。
1502年にエンリケ航海王子の業績を讃える為に着工が始まったジェロニモス修道院、実は完成までに300年ほどかかっている、世界文化遺産に「ベレンの塔」と共に世界遺産に登録されている修道院になります。「ポルトガルが誇るマヌエル様式建築の最高傑作」と呼ばれるほど繊細な彫刻に飾られた回廊や彫像で飾られた南門柱廊を備えた修道院付属のサンタ・マリア聖堂などがとても有名な場所です。また、ベレンの塔、正式名称「サン・ヴィセンテの塔」もヴァスコ・ダ・ガマを讃えて作られた物であり、日本の作家司馬遼太郎も「テージョ川の貴婦人」と例えるほど美しい場所なので一緒に見に行きたい所ですね。
続いてご紹介するのは、リスボン圏にあるロカ岬です。
北緯38度47分、西経9度30分、西には大西洋が広がり、遠く彼方にはアゾレス諸島を確認する事ができるユーラシア大陸、いわゆるヨーロッパ最西端にある岬になります。
ポルトガルの詩人ルイス・デ・カモンイスの叙情詩「ウズ・ルジアダス」第3詩20節の一節に書かれている「ここに地終わり海始まる(Onde a terra acaba e o mar começa)」を刻んだ石碑が立っています。
また、有料になりますが5ユーロと10ユーロ、計2種類のユーラシア大陸最西端到達証明書(日本語で書かれた物もあります)を手に入れる事ができます。シントラやカスカイスという場所からバスが出ているのでリスボンから日帰りで観光に行く事も可能なので、是非、ヨーロッパ最西端に寄ってみてはいかがでしょうか。
最後にご紹介するのは、リスボンのカルモ通りにあるサンタ・ジュスタのリフトです。
1902年にできたカルモ通りとバイシャ・ポンバリーナ通りを結ぶ見た目は東京ディズニーシーにある「タワー・オブ・テラー」の様ですが、歴としたエレベーターになります。リフトを設計したのはラウル・メスニエル・デ・ポンサルドという方です。
リフトの高さは45mあり、鉄製でできている、ポルトガルでは典型的な建築様式になります。最上階には螺旋状の階段があり、テラスからは、サン・ジョルジュ城やロシオ広場、隣のバイシャ・ポンバリーナ地区を一望できます。また、内装はすべて木製でできているのでとても歴史を感じる場所になると思います。
リスボンという地域は急勾配が多い場所なのでほとんどがケーブル式のエレベーターなのですが、唯一垂直縦型に登るエレベーターなので是非乗ってみたいですね。
いかがだったでしょうか、少しでもポルトガルに興味を持って頂ければ幸いです。
次回もよろしくお願い致します。