日本人にとって、海外といえばやっぱりアメリカのイメージが強いと思います。実際、「アメリカで働きたい」と一度でも考えたことがある方も、多いのではないでしょうか。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、アメリカは日本とワーキングホリデー協定を結んでいないので、ワーキングホリデービザを使ってアメリカで働くことは出来ません。
では、実際にどんな方法を使えばアメリカで働くことができるのでしょうか??
■ 基本知識
まず基本的な知識として、「アメリカでは就労目的のビザを取得することが非常に困難である」ことを頭に入れておきましょう。
アメリカに限った話ではないのですが、基本的には自国民の雇用機会が外国人に奪われることの無いように、就労目的のビザは取得の制限が厳しく設定される傾向があります。また、就労ビザは「人材を採用するために企業が国にビザを申請する」ので個人での申請は出来ず、企業の内定やコネクションが必要になることも重要です。
■ J-1ビザを活用しよう
J-1ビザとは、アメリカで有休インターンを経験することが出来るビザ制度です。日本で学んだ分野をアメリカで仕事として経験し、帰国後はアメリカで学んだ事を日本でも活かすことが目的とされています。
基本的に自分が学んでいた分野のインターンでなければならない縛りがありますが、 最長で2年間、アメリカで就労経験を積むことができます。
ビザの対象者は米国以外の(日本の)専門学校・短大または大学を卒業後、1年以上の職務経歴がある人。または米国以外の(日本の)高校を卒業後、5年以上の職務経 歴がある人となります。
■ OPTを活用する
OPTとは、オプショナル・プラクティカル・トレーニングの略で、学校で学んだことを現実社会で実践するために学生ビザの生徒に働く許可を与えるもので、最長で12ヶ月間発行されます。
OPTを申請するまでに、1年以上フルタイムで学校に通っている必要がある事、学習した分野に関連した職業に就く必要がある、などの条件もありますが、留学をそのままアメリカ就職に繋げることができるのは魅了的です。
アメリカで働くことは簡単ではありませんが、不可能ではありません。アメリカンドリームを叶えたい方は、是非検討してみてはいかがでしょうか。
アメリカに興味がある方必見!
日時:2016年4月1日(金) 14:00~