海外にはあって日本では全く見かけない文化、その定番が「チップ(Tip)」の文化です。
チップとは主にヨーロッパ圏の国や、アメリカ・カナダで見られる習慣で、「何かしらのサービスを利用した際、規程の料金とは別に支払う、心づけのお金」のことです。
もう少し簡単に説明すると、お店や店員などから提供されたサービスに対する感謝を、お金で表現したものがチップです。
大体「発生した料金の15%くらいがチップの相場」といわれていますが、実はチップにも結構細かいルールがあり、国やサービスによってチップの量が変わるので気をつけましょう!
■ ホテル編
ホテルではドアマンやベルボーイが「ホテルのドアを開けてくれた時」「タクシーを手配・止めてくれた時」「荷物を運んでくれた時」に日本円で100~200円程度を渡すことが一般的です。
また、ホテルの部屋を掃除してもらう時も日本円で100~200円程度を部屋にチップとして置いておくとよいでしょう。この時はベッドなどに置いたりせず、見つけやすくチップだと分かりやすいようにしておかないと、忘れものと勘違いされてしまします。
■ レストラン編
レストランでは基本的に、合計金額の15~20%程度をチップとして支払います。基本的にはテーブルの上にチップを置いて席を立てばいいのですが、クレジットカードで支払う場合はでチップもクレジットカードで払うレストランもあります。その場合はサインをする伝票にチップの金額を書き込む欄があるので、そこに金額を書き込みましょう。
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カナダはオーストラリア等に比べると時給が高くありません。しかし、チップがあるので場合によっては思っていた以上に稼ぐことが可能かもしれません。
チップをもらう側として気をつけないといけないのは、「チップは絶対に貰えるもの」と過信しすぎないことです。文頭でも紹介しましたが、チップは「お店や店員などから提供されたサービスに対する感謝のしるし」です。接客態度などが悪いと、数10円しかチップを貰えなかったりします。そのことを覚えておきましょう!
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