カリー(Curry) 化といいます。食べ物のCurryと綴りは一緒ですがちょっと違います。
映画「グリーンマイル」の死刑囚、ジョン・コフィーの自己紹介のパロディ
「ジョン・コフィー(Coffey) と言います、コーヒー(Coffee) とは綴りが似ていますがちょっと違います。」
にあたりますが、作品が公開されたのは1999年。
私の母親が当時通っていた英会話塾の外国人教師にお勧めされた小説や映画を観て、私自身も映画を観ましたが、ジョン・コフィーの冒頭の自己紹介のフレーズが今なお頭に焼き付いています。さすがに映画の詳細までは忘れましたが。
そしてその映画を観て数年後、アメリカのカリフォルニア州に留学することになりました。今思えばこうしてワーキングホリデーに携わる仕事についたのも元となったのは中高生の頃にこのような経験をしたからかもしれません。
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前置きが長く関係のない話が続いてすみません。
Facebookを何となく眺めていたら、前職(シンガポールの日系IT企業) の上司が異動するようで懐かしのメンバーが相変わらずなFarewell Partyを楽しんでいてああ、あの時自分もあそこにいたなぁという何ともいえない感慨がありました。
というわけで今回はシンガポールで働いていたときに一緒に働いていた外国人の印象を羅列していきます。
一応私の知り合いがそうだったというだけでその国の人皆がそうですよというわけではありませんのでご了承ください。
例え同じ日系の企業で働いていても国民性というものは出るものです。
【シンガポール人】
シンガポールの大学は数があまり多くなく、そこまで進学する金銭的余裕・学力がある人は基本的に公務員を目指します。
とはいえ、教育水準はかなり高く(「シンガポール 数学 問題」でググるといいかもしれません)日本で言うところの高卒や専門卒でも3カ国語以上喋れる人は多く、外資系企業でバリバリ働いている人もいます。
私が初めて持った部下もシンガポール人でしたが英語・広東語・日本人を夫にしたので日本語も勉強中という人でした。彼女はおしゃべり好きでこちらの意図した指示を飲み込まないまま仕事をして「やっぱりダメだったよ。」というキャラでしたが不思議と憎めませんでした(笑)
【インド人】
他人への興味が強くて初対面の人にもペラペラ喋りかけてくる反面仕事が雑で定時には我先にと帰るタイプが多い印象でした。
インドでは公用語に英語が含まれていることもありますが、インドはやはりその国の広さから色んな言語や方言(東京VS大阪の比ではありません) があるので外国に出稼ぎに出ているインド人同士ではお互いの第一言語では通じないことが多く、英語でコミュニケーションしているのは本当だったんだと思いました。
やはりITの水準が高いのか、会社ではプロジェクトマネージャーなど日本人に次いで要職についている人が多かったです。
【マレーシア人】
他の国に比べてまじめで、インド人が残していった残作業片付けて帰ってましたが最近結婚したのも合わせて割と楽天的でした。私も彼とロールが似ていたこともあって(私は最上流行程からマネージャをサポートもしていましたが) 社内では一番仲良かったですね。
家庭を守る立場もありつつ、新しい技術への興味もあり、仕事への責任もあるということで個人的にはすごく好印象でした。ただすごく大食らいだったので彼が食べているのを見るだけでおなかいっぱいになりました(笑)
【ミャンマー人】
他のアジア人と比べてもかなり性格が日本人に近いところがありました。日本語喋れる人も多い印象です。(英語はそうでもなさそうでした)
日常のビジネスでのコミュニケーションを図る上では外国人の中でもとりやすい方ではないでしょうか。
忍耐強く、社内ではつらそうな顔をせずいつもにこやかにしていたのがとても印象的でした。2番目に私の部下になったのが彼女でしたが社内では大人しいと思っていたところ、上司がミャンマー視察の時、新興国特有の喧噪の中強かにバスの交渉をしたりなど、ミャンマー人には熱い血が眠っていそうです。
あとどの国に対してもそうですが、新規の取引先が日本人クライアントだとカスタマーサポートとしてクレームを取らせるのはやはり同じ日本人にしておいた方が良さそうです…
日本人がお客様だと要求してくるサービスもかなり質の高いものなので、上記インド人プロジェクトマネージャーが怒り狂っていて日本人のマーケターが取り繕っていた修羅場を思い出します。
付き合いが長くなって、担当者と直接やりとりできるようなノウハウが蓄積されてから外国人にクライアントを任せた方が社内外の調節が楽そうだなぁという印象を持ちました。
長くなりましたが今回は一緒に働いたことのあるアジア人の性格について書いてみました。
またお目にかかりましょう!!