例え同じ種類のビザでも、国が変われば申請方法も変わりますし、必要な時間も変わります。
ネットで調べて、「この国はこれくらいで行けるから、あの国も大丈夫だな」なんて安易に考えてしまうのは絶対NGです!!!
今回この記事で国ごとのビザ情報を簡単にご紹介するので、自分の行きたい国を選ぶときの参考にしてみてください。
※今回紹介しているビザ情報や申請に必要な時間などは、あくまで目安の情報です。ビザを申請する時は必ず大使館のページを確認し、余裕を持って申請準備を開始しましょう。
■ ビザの基本知識
まず勘違いしがちなのが、「ワーキングホリデービザの期間について」です。ワーキングホリデービザはビザ申請が完了した段階ではまだビザが発行されているわけではありません。申請が完了した状態でその国に入国すると、そこで初めて入国日から1年間有効なビザが発行されるんです。
ビザ申請が完了すると「入国猶予期間」が設定され、その期間内に入国すれば問題はないので「ビザを取ったらすぐに出発しないといけない」「ビザを取ったその日から1年間有効」ではないので注意しましょう。
【ビザ申請に必要な時間の目安】
⇒ 数日~1ヶ月半
【ビザの詳細】
⇒ リンク
オーストラリアのワーキングホリデービザは、他の国と比べると比較的取りやすい傾向があります。オンラインで申請を行い、オンラインでビザ申請料金を支払うと、早ければ数日中にオーストラリア側から連絡が来てビザ申請が完了します。
しかし、場合によっては健康診断を受ける必要もあるので、すぐにビザが取れるなら出発ギリギリでいいやとは思わないようにしましょう。
【ビザ申請に必要な時間の目安】
⇒ 1ヶ月半~3ケ月
【ビザの詳細】
⇒ リンク
カナダのワーキングホリデービザは、申請が完了するまでに約2ヶ月程度の時間が必要になります。年によって申請の方法や要項が変わりやすいので、常に最新の情報を確認してください。
また、カナダのワーキングホリデービザには定員が設定されています。(2014年は6500人が定員でした。) ビザ定員に達してしまうとその年はそれ以降ビザ申請が出来なくなってしまうので、余裕を持ってビザの申請を始めておく必要があります。
【ビザ申請に必要な時間の目安】
⇒ 1ヶ月半~3ケ月
【ビザの詳細】
⇒ リンク
イギリスのワーキングホリデービザは特殊で、YMSと呼ばれています。毎年2回抽選が行われ、抽選に受かった1000人だけがビザ申請をすることが出来ます。その抽選を逃すとそれ以降その年でチャンスはないので、また次の年のビザを目指さなくてはなりません。
抽選に受かった場合は、その年の間にビザを申請しなくてはなりません。また、出発する日から逆算して3ケ月前にならないとビザ申請が出来ないので、それまでに必要書類の準備や情報収集をしておきましょう。
【ビザ申請に必要な時間の目安】
⇒ 1ヶ月半~2ケ月
【ビザの詳細】
⇒ リンク
ニュージーランドのワーキングホリデービザは、申請時の準備書類が少し特殊です。ビザ申請にあたり、指定された病院でご自身のレントゲンを撮って送る必要があります。ビザ申請自体にはそこまで時間がかかりませんが、病院の予約やレントゲンの郵送などに時間がかかりがち。
他の国と同じ感覚で進めないように注意しましょう。
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いかがだったでしょうか?
今回紹介したビザ申請に必要な時間はあくまで目安なので、目安プラス1ヶ月くらい余裕を持って動き始めるとスムーズ進めることが出来るでしょう。