西部カナダ最大の名門大学、UBC(ブリティッシュコロンビア大学)のバンクーバーキャンパス。
7,000人収容のアリーナやゴルフコースまで備えたその広大な敷地の一角に、本格的な日本庭園があります。
旧5千円札の肖像画で有名な新渡戸稲造博士の功績をたたえて造られた Nitobe Memorial Garden
「太平洋のかけ橋」として、晩年にカナダのバンフで行われた第五回太平洋会議に体調がすぐれないながらも出席したのち、ビクトリアの病院でその生涯を終えていることはあまり知られていません。
日本人の庭師さんによってよく手入れされた庭園の美しさは、海外にある日本庭園で五本の指に数えられるほどです。
庭園内には「一望庵」という伝統的な設えの茶室があり、わずか$10で裏千家流のお茶会を体験することができます。
さまざまな文化的背景を持つ人々が暮らすバンクーバーには日本文化に興味を持つ現地の方々もとても多く、日本の代表として語れるように学んでおいて損はありません。
庭園をゆっくりと散策したり、伝統的な茶道に触れる機会は日本にいてもなかなか得られないかもしれませんが、こうした体験ができるのは日本文化がしっかりと息づいているバンクーバーならでは。
海外に来たからこそわかる日本の素晴らしさを、バンクーバーで感じてみるのはいかがでしょうか。
SELC Vancouverスタッフ:Hiroki